修了式
令和4年3月17日 第48回美しの森幼稚園修了式が挙行されました。
あたたかな春の陽気に見守られ、子ども達は無事に修了式に参加できました。
【入場】
【呼名】
緊張の中、堂々と手を挙げ返事をします。
それぞれが精一杯、返事する姿に3年間の毎朝を思い返して、胸が熱くなります。
【証書授与】
園長先生から一人一人、修了証書を頂きました。
証書を受け取り、丁寧にお辞儀をする子ども達は
緊張しながらも年長らしい落ち着きがあり、成長を感じました。
【園長先生の挨拶】
【保護者代表の挨拶】
子どもにとっても、保護者の皆様にとっても
美しの森幼稚園が素敵な出会いの場になれたことを
心から嬉しく思います。
立派です。
これからは幼稚園と小学校で場所は離れてしまうけど、
いつまでもみんなのことが大好きな気持ちは変わりません。
幼稚園からずっと応援しています♪
園長挨拶
修了生の皆さん、ご卒園誠におめでとうございます。学校法人石渡学園美しの森幼稚園の幼児教育課程を修了いたしました。
小学校に進学しても、美しの森精神を忘れずに、立派なお姉さん、お兄さんになってください。
卒園証書には設立者石渡義一の書「鹿鳴」が書かれています。古代中国では、鹿はおいしそうなご飯を見つけると鳴いて友を呼び、一緒に仲良く食べると考えられていました。
美しの森幼稚園では、卒園する皆さんといつかまた再会し、その際は宴会を催せたらいいなと願いを込めて、「鹿鳴」を記しています。
先日、年長の担任達が楽しそうに、皆さんの成長した姿を話していました。
その内容は「他者の意見をよく聞くことができる。」、「自分の気持ちを上手に伝えることができる。」、「お互いが先生役になりながら、協同して工作を進めていく。」、「他者の行動から相手の意図をくみ取り、行動することが出来る。」など協調性、協同性だけでなく、根気強さや主体性がよく成長しているというものでした。
美しの森幼稚園はこれらを重んじており、私は皆さんの成長をとても誇らしく思い将来が楽しみです。
以前、近所にお住いの「工藤電気さん」が、卒園児の活躍を教えてくださいました。
あざみ野駅近辺で車いすの方が、U字溝の蓋の隙間に車いすの前輪を取られてしまい、立ち往生していた時の事です。
何人かの大人は素通りしてしまっている中、真新しいランドセルを背負った数人の子供達が駆け寄り、「イッセーのせっ!で動かすよ!」といって子供達だけで、その方を救出したというのです。
工藤電気さんは「つい先日までは美しの森幼稚園の赤いリュックを背負って登園していた子達が、大人でもなかなか出来ないことを子供達だけでやってしまうなんて、大したものだ!」と大変ほめておられました。
今後、皆さんが困難な状況に遭遇しても、ご家族の皆さんはもとより、美しの森幼稚園教職員一同をはじめ、工藤電気さんのように多くの地域の方が皆さんを応援し、期待し、見守ってくれています。そして天国にいる黒﨑律子先生もきっとみんなの事を見守ってくれています。
気が向いたら、いつでも「ただいま、遊びに来たよ」と戻ってきてほしいと思います。
結びになりますが、保護者の皆様のご理解とご協力のもと、保育を行ってこられましたこと深く感謝申し上げます。
本日は、誠におめでとうございます。
令和4年3月17日 園長 石渡一郎
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