絵本を読んでみました。
絵本の読み聞かせ
美しの森幼稚園では、日常的に絵本や紙芝居の読み聞かせを行っています。
今のこの状況では、きっと、ご家庭でお母さん、お父さんが、何回も何回も子ども達に絵本を読んで下さっていることでしょう。
有難うございます。
絵本の読み聞かせは、”心に栄養をとどけるいとなみ”と言われています。
絵本は0歳の赤ちゃんから私のようにお婆ちゃんになっても大人が楽しめるものです。
幼稚園で子ども達に絵本を読んでいますが、読み手の保育者も豊かな時間を過ごしています。
年少さんの4月は特に、絵本は子どもと先生を繋ぐ大切なアイテムです。
先生の周りには、何人のも子ども達が群がって先生のお膝にも背中にもくっついたまま絵本を読んでもらっています。(今は避けたい3密状態)
子ども達は、絵本の世界に引き込まれ、同時に、お友達と先生との安心できる感覚を受けとめています。
安心感の伝播は保育者をも豊かな心にさせてくれるものです。
そして、同時に絵本からの学びはとても豊かです。
赤ちゃんの頃の絵本で遊ぶ感覚から幼児期になって言葉や絵、そしてお話の理解に進んでいきます。
4歳過ぎたころからは、特に余分な解説は加えずに、絵本の文章だけを、作家さんの表したことを読み聞かせするとよいと言われています。
「もう1回」「もう1回」とせがまれる様なお気に入りの絵本が増えることがとっても大切です。
大人は、また~と思いがちですが、何度でも読んで聞かせてあげることが嬉しいことです。
絵本は、言葉などの知識習得の意味も大きくありますが、それよりも、保育者と子ども、そして、親子の心の交流が大事だと考えます。
本当は、保育者と子どもが感動を分かち合えたらいいのですが、今は、ちょっと出来ません。
ご家庭で、是非親子で絵本からの感動を分かち合っていただけたら嬉しいです。
ほんの少しですが、1つ絵本を読んでみました。
絵本は著作権法で守られていますが、現在状況を憂慮して福音館書店さんはこの時期限定でOKを出してくれています。
今日は福音館書店 「かぶさんがとんだ」五味太郎作 を読んでみます。
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